9割が知らない!Webマーケティングの成功法則と具体的な5ステップ

最終更新日 : 2024/09/12 | 投稿日 : 2024/02/26

  • Webマーケの本質が理解できる
  • 商品が売れる仕組みがわかる
  • Webマーケの手段がみつかる
Keiさん、質問です!
先日、「オンライン上のサービスがなかなか売れず悩んでいます」
というご相談をいただきました!
何か対策はありますか?

サービスが売れなくて悩んでるんだね!
考えられる対策としては、売れる仕組みづくりが重要かな!
つまり、Webマーケティングだね!

Webマーケティング! keiさん、それもっと詳しく教えてもらえますか!

OK! 今回のテーマは「Webマーケティング」に決まり!
具体的な手順も伝えるね!

情報のデジタル化が加速する中で、「知る」「売る」「買う」をオンライン上で完結できるようになった現代。Webマーケティングの重要性は非常に高く、ビジネスを拡大させたい起業家にとって不可欠となっています。

しかし、いざWebマーケティングを始めよう!と意気込んでも次から次へと壁が出てくるもの。
「何をどこで発信すればいいの?」
「というか、同業のライバルが多すぎて自分の存在が薄く感じる…」

Webマーケティングを進めるにあたって重要なのは、

Ⅰ.「マーケティング前の正しい土台作り」
Ⅱ.「土台の上に、エッセンスとしてテクニックを備えておく」

という2段階プロセスです。

Webマーケティングで挫折してしまう人の大半は、テクニックばかりを重視してしまって顧客に届かないままトライアンドエラーをひとりで繰り返してしまっていることです。

我々が直面する重要な問題は、その問題が生まれた時と同じ思考レベルでは解決することはできない。
※アルベルト・アインシュタイン(1879〜1955:ドイツ生まれのユダヤ人でアメリカに帰化した理論物理学者)のことば[出典不明]

これは、物理学者アインシュタインの有名な言葉なのでですが、ビジネスにおいてとても重要なヒントになります。

マーケティングの問題は、その手法を変えたとしても成功に直結するわけではありません。

じゃあどうすればいいのでしょうか。

本記事では、Webマーケティグを実施するための正しいステップとエッセンスとして装備しておきたい5ステップをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね!

Webマーケティングとは

Webマーケティングとは、オンラインショップやWebサービスといった、Web上で展開する商品やサービスが売れる仕組みをつくる活動のこと。マーケティングを理解する上で重要なのは、この「売れる仕組みづくり」という点です。

「今月は商品を〇〇個販売しよう」という売ることをメインにしたセールス活動とは異なります。「買ってください!」「今月がもっとも買い時ですよ!」とゴリ押ししなくても、顧客が自然と買いたいと思える状態をつくることが、マーケティングにおける仕組みづくりです。

その状態をつくるには、顧客が求めるニーズを把握し、課題に合った情報を届けて自社の商品やサービスの価値を最大限に得られるようにする、という流れを構築する必要があります。

Webマーケティングの手法は、自社サイトや検索連動型広告、SNS広告といった様々な手法があり、テクニックも異なります。

いずれにしても、Web上で自然に売れる仕組みを作るには、どんなビジネスでどのような顧客に向けて、どんな価値をどのような手法でいくらで提供するかを明確にすることから始まります。

Webマーケティングを実施するための5ステップ

早速、Webマーケティングを実施するための5ステップを解説します。これね、順番に地道に進めることがとーっても重要です。
筆者のようにせっかちなタイプの人間は、いきなりWeb上で集客しようとしてしまうのです。スピード感は大事ですが、はやる気持ちを押さえて順番に行っていきましょう!

Webマーケティング実施の5ステップ
  • 01.市場調査をする
  • 02.適切な戦略を立てる
  • 03.Web上で集客する
  • 04.ユーザーの行動を促す
  • 05.実施ごとに効果測定をする

1.市場調査をする

最初にすべきこと、それは市場調査です。
マーケティングにおける市場調査とは、市場(顧客)の考えを理解するためのリサーチ活動のこと。

例えば、顧客が抱える課題を知るために、公式で出されている統計データを調べたり、モニターを募集してアンケート調査をしたりと定量的なデータを調べます。

できるだけ細かな情報を得ることで、その後の施策に活用できます。

2.適切な戦略を立てる

市場調査で得た情報をもとに、適切な戦略を立てます。

具体的に、どの顧客層にどんな商品・サービスをどのような手法でいくらで提供するのか、といったものを決めます。

例えば、ECサイトで「オーガニックコーヒー」を売りたいとします。
オーガニックコーヒーを購入する顧客層を想像した場合、一般的には体や環境に配慮している方に好まれるだろうと考えます。
他にも、大切な方へのプレゼントとして選ぶ方も多いでしょう。
ここで、ターゲットとする顧客層が絞り込まれます。

そのうえで、ターゲットの関連性の高いWeb媒体(SNSなのかGoogle検索なのか等)をピックアップし、価格を決めてアプローチします。

ターゲット設定の方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。

SNSマーケティングはターゲット設定が最重要!抑えるべき項目と成功事例を紹介

また、戦略を練るには競合の確認も必要です。
競合を知るには、競合の公式サイトやブログ、SNSを通じてどんな商品やサービスをどのように宣伝しているのかを調べます。

調べた情報から自社と比較して異なる点を探し、他社にないオリジナル部分を組み込むことで、Webマーケティングの成果は出やすくなります。

3.Web上で集客する

戦略を立てたら、Web上で集客を行います。
Web上の集客の方法は後ほど詳しく解説しますが、代表的なものとしてSNS広告やSEO対策、Web広告などがあります。

Webマーケティングの重要なステップでもある集客。ターゲットの属性に応じて集客を行えば、コストをかけずに効果的に人を呼び込むことが可能になります。

Web集客の目的は、お客様を呼び込む以外に、自社が提供する商品やサービスの魅力アップに繋げることです。良質なコンテンツを発信し続けることで、今すぐ購入を希望していない顧客に対しても、認知度や好感度を高めるきっかけづくりになります。つまり、将来必要となったときに、自社を選んでもらえる可能性が自然と高まるのです。

Web集客は、質の高いコンテンツを継続的に届けることが鍵といえるのです。

4.ユーザーの行動を促す

Web集客によって訪れた顧客に何かしらのアクションを起こしてもらうには、ユーザーに行動を促す必要があります。

ここで一つ、購買行動を促すPASONAの法則という手法をご紹介します。

PASONAの法則とは、以下の6つの頭文字をとったものです。

PASONAの法則

  1. ①Problem(問題)
  2. ②Affinity(親近感)
  3. ③olution(解決策)
  4. ④ffer(提案)
  5. ⑤Narrowing down(絞り込み)
  6. ⑥Action(行動)

一つずつ見ていきましょう。

まずProblem(問題)とは、顧客が抱える課題や悩みを提示します。マイナスの感情に触れて寄り添って訴求することがポイントです。例えば「この商品を使うとこんなメリットが得られる」というより、「こんなリスクを避けられる」と訴求することです。

続いてAffinity(親近感)です。できるだけ顧客の課題に寄り添い、共感を得る必要があります。「自身も同じような悩みを抱えていた」という文面になるでしょう。

Solution(解決策)では、自社の商品やサービスを使って顧客の課題がどのように解決されるかを説明します。ここでようやく、自社のPRをし始めます。課題解決の文章のポイントとしては、実際の口コミの紹介やエビデンスの提示があると、説得力が増すでしょう。

その上で、Offer(提案)に入ります。解決の提案だけではどうしても弱い部分があります。
今の自分に必要だ!と購買意欲を高めてもらうためには、「このサービスを導入することで〇〇も付けさせていただきます!」と、プラスの価値を提案するといいでしょう。

Narrowing down(絞り込み)では、購入期限を設定するのが一般的です。例えば、「今月末までの契約で、通常料金の50%引きで提供させていただきます!」といったものです。
こうした期限を提示することで、顧客が本格的に購入を検討し始めるでしょう。

最後に、Action(行動)です。この段階では、顧客の購買意欲は最大に高まっていると考えられます。あと必要なのは、背中をそっと押してあげることです。

上記がPASONAの法則です。この法則の一連の流れで大事なのは、顧客の立場になって考ええること。いざ本番になると、どうしても売りたい!という気持ちが前面に出てしまうかもしれません。そこをぐっとこらえて、顧客目線で行動を促してあげてくださいね!

5.実施ごとに効果測定をする

最後のステップは、実施ごとの効果測定です!
前項の解説で少し読み疲れてきちゃいましたよね(笑)もう少し!頑張って!

Webマーケティングには様々な集客戦略があります。施策を行った結果、どんな効果が得られたかを都度確認することが重要です。

例えば、SNS広告をうったとします。一度の広告費でどれくらいの人が集まったか、数値でわかるものがあると効果的です。

効果測定をするメリットは、思うような結果が得られなかった場合でも戦略を立て直して施策改善に繋げられる点です。いくつかの施策パターンを組み合わせやすいのがWebマーケティングの醍醐味です。

もっともコストパフォーマンスのよい施策を見つけるまで、実施と効果測定を繰り返してみましょう!

Webマーケティングを成功に導く5つの集客施策

お待たせしました!ここからは具体的な集客施策をご紹介します。
Webマーケティングの集客施策の目的は、自社商品やサービスに理解を深めてもらい、成約に繋げることです。
そのために必要な方法として、以下の5つをご紹介します。

具体的な集客施策
  • 02.SNS広告
  • 02.SEO
  • 03.リスティング広告の運用
  • 04.リターゲティング広告
  • 05.ウェビナー開催

SNS広告

SNS広告は、InstagramやTwitter、FacebookなどSNSで掲載する広告のこと。これがもっとも始めやすい施策でしょう。
SNS広告は、サービスによって異なりますが届けたいユーザーの年齢層や地域を絞っての配信が可能です。

広告を発見したユーザーが関心を持った場合、いいねやフォローだけでなく、拡散してもらえる可能性も期待できます!
SNS広告を活用する際は、プロフィール欄に自社サイトリンクや申し込みページを貼るなど、顧客が行動を起こせる場所を設定しておきましょう。

SEO

SEOも有効な施策です。
SEOとは「検索エンジン最適化」のこと。Googleなど検索サイトで上位表示を目指す活動です。

私たちは普段、知りたい事柄があるときにWeb検索でキーワードを入力しますよね。本記事の内容であれば、「Webマーケティング 女性起業家 施策」といったものです。
SEO対策を徹底的に行うことで、検索結果の1ページ目に自社サイトが表示されます。SEO対策で上位表示を達成できれば、広告費をかけずに自社の認知度を高められます。

SEOで集客をする方法として代表的なのは、オウンドメディアを運用し、そこでSEOブログを発信するという方法が代表例です。

余談ですが、筆者もSEOライターです。経験者としてデメリットを伝えるならば、効果が出るまで最低でも半年かかることです。また、コンテンツが不十分だと期待通りの結果が得られにくいので、SEO知識を身につける必要があります。

具体的なSEO対策の方法は、今後の記事でお届けしますね!

リスティング広告の運用

リスティング広告という施策もあります。

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!の検索エンジンの中で、ユーザーが入力したキーワードに連動して掲載される広告のこと。自分が検索したキーワードで表示された1ページ目の上部に、スポンサーが2,3件出てきますよね。あれです。

リスティング広告の目的は、自社商品やサービスへの関心度が高いユーザーにクリックしてもらって自社サイトへ誘導し、お問い合わせにつなげることです。

表示する広告の文言やリンク先は自由に設定でき、すぐに表示スタートできる点がメリットです。ただ、継続的な運用コストがかかるため、予算に合わせて行う必要があります。

リターゲティング広告

リターゲティング広告とは、過去にWebサイトに訪れたことのあるユーザーに対して繰り返し配信される広告のこと。訪問したことがあるということは、わざわざ1から説明しなくても既に知ってもらえているユーザーに表示する広告なので、コンバージョン(最終的な成果)率のアップが期待できます。

ただ、繰り返し広告が表示されるということを不快に感じるユーザーも一定数いると思います。広告の表示頻度を調整する「フリークエンシーキャップ」の設定をするなど工夫を加えて行いましょう。

ウェビナー開催

ウェビナー開催もぜひ活用したい施策です。

ウェビナーとは、ウェブとセミナーを組み合わせた造語で、一般的にオンラインセミナーを指します。主催するホストがWeb上でバーチャル会場をつくり、参加者に画面を共有しながらセミナー開催ができるため、場所を選ばす開催・参加が可能になります。録画もできるため、Webの特徴をとことん活かせます!

最近はいたるところでウェビナー開催を見かけますよね!筆者も様々なウェビナーに参加しています。

ウェビナー開催のポイントとして、開催後のデータ分析を必ず行いましょう。
具体的に、以下の項目を計測すると有効です。

開催後のデータ分析 抑えたい4項目

  • 参加者の滞在時間
  • アーカイブ視聴回数
  • アンケート結果
  • 開催後のアクション率

上記のデータを分析することで、今後の配信に向けて改善点につながり、より質の高いウェビナーが開催できます。

Webマーケティングを成功させて選ばれる女性起業家になろう

Webマーケティングは、Webビジネスを行う上で不可欠なものです。
成功させるためには、本記事で解説したステップで進めていくと有効です。

本記事では具体的な施策をいくつかご紹介しましたが、ここで注意していただきたいのは、冒頭でお伝えしたようにテクニックだけに頼らないことです。

テクニックは手段のひとつです。成功させるためのエッセンスと捉えましょう。
Webマーケティングでもっとも大事なのは、顧客理解です。顧客が求めるニーズを把握し、課題に合った情報を届けて自社の商品やサービスの価値を最大限に得られるようにする。
これが、マーケティングの本質といえます。

本質をしっかりと理解し、選ばれる女性起業家を目指しましょう!

この記事の執筆者:MAYU

  • 個人で稼ぎたいけど、働き方に迷っている
  • ホームページを作ったけど、お問い合わせが来ない
  • SNSの発信で活かせる強みが見つからない
  • SNSのフォロワーを伸ばしても売れない
  • 公式LINEを開設したけど、登録人数が増えない
  • 売れる講座のつくり方が分からない

Re:Life(リライフ)は、実績ゼロからでも売れ続けるビジネスを育てる起業とマーケティングの専門スクールです。
フリーランス・経営者の方および、これから起業・副業を考えている方がサポートの対象となります。

サービス内容は、

  • WEBサイト制作
  • SNS運用コーチング
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など多岐にわたり、非常に幅いサポートが可能です。

WEB集客やブランディング、起業/副業のことで悩んでおられましたら、公式LINEよりお気軽にお問い合わせください!