インスタ競合リサーチで調査すべきは4項目!最初に分析すべき比較ポイントとは

最終更新日 : 2024/11/03 | 投稿日 : 2024/07/08

  • インスタで競合リサーチをする重要性が理解できる
  • リサーチするポイントがわかって効率的な運用ができる
  • 間違ったインスタ運用を回避できる

Keiさん、フリーランスとして起業してからインスタで競合リサーチが重要だと聞きました。でも、具体的に何を調べたらいいのかわかりません

フリーランスがインスタで競合リサーチするのであれば、一般的なリサーチでは物足りないんだよね。具体的に調べるべき項目を紹介するね!ぜひ実施してみて!

フリーランスとして成功するためには、自分のビジネスを他の競合と差別化することがとっても重要です。

そのためには、競合リサーチが欠かせません。

特にインスタグラムは、ビジュアル重視のプラットフォームであり、ブランドイメージやマーケティング戦略を知るための強力なツールなので、確実に調べ尽くす必要があります。

とはいえ「具体的に何を調べたらいいの?」「調べたあとはどう活かせばいいの?」と、疑問ばかりが浮かんでしまいますよね。

そこで今回は、インスタグラムで効果的に競合リサーチを行う方法を詳しく解説します!

インスタにおける競合リサーチとは

インスタグラムにおける競合リサーチは、自分のビジネスと同じ分野で活動する他のアカウントを調査し、ビジネス戦略や成功事例を分析するプロセスを指します。

フリーランスとして成功するためには、自分の市場を理解し、他の競合と差別化するための知識を身につけなければなりません。

競合リサーチを徹底すれば、どのようなコンテンツが人気なのか、どのようなマーケティング手法が効果的なのかを理解できるようになるでしょう。

また、競合の強みや弱みを把握することで、自分のビジネスの改善点を把握することにも役立ちます。

どうしても一人でビジネスを運用していると、自分を客観的にみる機会ってなかなかないですよね。

こうした点においても、競合リサーチを通じて自分のブランドイメージを強化し、エンゲージメントを高める戦略として活用できるでしょう。

インスタで競合リサーチをする目的

インスタ運用で競合リサーチを必ずしてね、と言われても

「そもそもどうして競合リサーチする必要があるの?」
「リサーチ、正直すっ飛ばしたい」

という人もいらっしゃるかもしれません。
お気持ち分かります。でも、必ず必要なのでやりましょう。

インスタで競合リサーチする目的は、大きく以下4つです。

自分が携わる市場の常識を理解する

インスタグラムで競合リサーチを行う目的の一つは、自分が携わる市場の常識を理解することです。

市場のトレンドやユーザーの嗜好、人気のあるコンテンツの形式を把握することで、自分の発信内容や販売までの動線が市場に受け入れられかどうかを見極められるようになります。

市場の常識やトレンドは、日々変わります。1年前に調べたものは、もう古いと思った方がいいかもしれません。なので、直近5ヶ月以内のものを調べておくといいでしょう。

市場の常識を理解することは、自分のビジネスの方向性を決定する上で非常に重要なのです。

競合メディアの運用方法を知る

競合リサーチを通じて、競合メディアがどのようにインスタグラムを運用しているか理解できるようになります。

たとえば、どのような投稿がエンゲージメントを高めるのか、リールの構成はどうなっているのか、最近では何が成功しているのかを分析することで、自分のアカウント運営に確実に役立ちます。

また、インスタ運用は発信内容だけにとどまりません。

LINE公式や公式サイトを活用して販売動線を作っているところも多いので、自分の戦略を改善するきっかけにもなるでしょう。

競合ですら把握仕切れていないターゲットニーズを探る

競合リサーチは、競合がまだ把握していないターゲットニーズを探るためにも有効です。

たとえば、フォロワーのコメントや反応を細かく観察することで、競合が提供していないサービスや商品へのニーズを見つけられます。

競合が始めていないことは、差別化を図る第一歩になるでしょう。ターゲットニーズを探れば、新しいビジネスチャンスが生まれます。

商品設計に必要なデータを集める

競合リサーチは、商品設計に必要なデータを集めるためにも重要です。

競合がどのような商品やサービスを提供しているのか、価格設定や提供期間などを分析することで自分の商品設計に役立てられるでしょう。

市場のニーズに合った商品を提供するためには、競合の動向を把握することが欠かせないのです。

インスタで競合リサーチをする前に徹底すべきこと

インスタで競合リサーチをする重要性がわかったところで、リサーチを始める前にやっておきたいことが2つあります。
それは、「自己分析」と「市場選定」です。

自己分析

競合リサーチを始める前に、まず自己分析を行いましょう。

自分のビジネスの強みや弱み、ターゲットとする顧客層を明確にすることが重要です。自己分析を行うことで、競合リサーチの際にどのポイントを重点的に調査すべきかが明確になります。

自分のアカウントの現状を把握し、正しい目標を設定することで、より効果的なリサーチが可能になるでしょう。

市場選定

自分が参入する市場も選定しておいてください。

すでにご自身の商品が決まっている場合は、その市場に参入する必要がありますが、インスタ界隈においては「確実に売れる市場」というのがある程度決まっています。

ニーズの高い市場を選ばないと、そもそも論としてビジネス成功までの道のりは遠くなるかもしれません。

市場をまだ選んでいないという方は、自分の経験やスキルを活かせるかどうか、そのジャンルでどのくらいの人が売れているかを見定めておいてくださいね。

売れるジャンルについては、こちらのコラムが参考になるかもしれません。ぜひ、ご覧くださいね!

インスタコンテンツ販売で稼げるジャンル5選!選び方や売れる法則を現役コンサルタントが紹介

インスタ競合リサーチで抑えるべき4項目

インスタ競合リサーチで抑えるべき項目は、次の4つです。

認知から販売までのプロセス

競合リサーチでは、認知から販売までのプロセスを詳細に分析することが重要です。

競合がどのようにしてブランド認知を高め、フォロワーを顧客に育てているのかをくまなく調査します。

インスタ上でこの要素を調べるには、CTAを見てみるといいでしょう。どこに動線を引いているのかを確認すると、プロセスが見えてきます。プロフィールにリンクが貼ってある場合は、迷わず確認してください。

ストーリーズでも、販売動線を引いているケースがあります。プロモーションの手法やキャンペーンのタイミングなどを参考にしましょう。

LINE公式の登録者数

LINE公式の登録者数も要チェックです。

LINE公式アカウントの登録者数が多いほど、それだけ多くの支持者がいて開封率も高いという指標になります。登録者数の目安としては、100人以上いるアカウントを参考にするのが理想です。

また、登録者数以外にも、メッセージ配信の頻度や内容、どのようなコンテンツを提供しているのか調査してください。これにより、競合のコミュニケーション戦略やエンゲージメントの方法を学び、自分のアカウント運営に役立てられます。

LINE公式アカウントをこれから準備しようという方は、ぜひプレゼント企画を実施してみてください。こちらのコラムで実施方法を紹介しているので、ぜひご覧くださいね。

LINE公式アカウントのプレゼント企画どう作る?再現性あり!収益化する5つのポイント

商品単価、サービス期間

競合の商品単価やサービス期間も重要なデータです。

売れている人の競合の商品やサービスの価格設定、提供期間を分析することで、自分の商品設計の参考にできます。

商品単価やサービス期間については、インスタのアカウント上には記載されているケースはごく稀です。ほとんどが、LINE公式へ誘導して知るパターンが多いでしょう。なので、LINE公式に登録してチェックしてみるのもありです。

何事も、必要な情報は自分から積極的に取りにいく姿勢が重要ですね!

商品構成

商品構成もリサーチしておきましょう。

商品構成とは、主力商品、重点商品、見せ筋商品という区分で組み合わされていることがほとんどです。売り手の商品やサービスは、一つではなく複数あることが多いもの。バリエーションや特徴を調査し、本当に売りたい商品はどれなのか?を理解しましょう。

インスタで競合リサーチする方法

調べるべき項目を抑えたら、いよいよインスタで競合リサーチする段階にきました。
以下のステップで進めてみてください。

競合の特定

競合リサーチといっても、競合が誰なのか理解しなければ何も始まりません。
まずは、競合を特定しましょう。

インスタで探す際は、自分のビジネスと同じ分野で活動しているアカウントを見つけ、フォロワー数やハイライト、自己紹介の文章を確認します。CTAも確認してください。

競合を特定する手っ取り早い方法は、ハッシュタグ検索やフォロワーがフォローしているアカウントを調べること。効率的に見つけてみましょう。

公式サイトやすべてのSNSをくまなくチェックする

競合を特定したら、公式サイトやすべてのSNSをくまなくチェックしてください。

競合リサーチでは、インスタグラムだけでなく、公式サイトや他のSNSアカウントチェックも重要です。

アカウントによっては、公式サイトに商品やサービス期間が記載されているケースがあるからです。また、Xを活用して集客をしているパターンもあります。なので、複数のプラットフォームでの活動を見て、包括的な理解を得てみましょう。

LINEに登録してセールス動線を追う

競合のLINE公式アカウント登録は、マストと捉えておきましょう。

先ほどお伝えしたように、インスタアカウント上に商品の料金が提示されているケースは多くありません。

フリーランスの場合に多くみられるのですが、LINE公式アカウントに誘導して販売動線を確保しているアカウントが多いので、配信されるメッセージやセールス動線を観察してみてください。

無料セミナーや個別相談に申し込む

本サービスへ誘導する最後のステップとして、無料セミナーや個別相談を設置しているところも多いでしょう。オンラインであっても、実際に顔をみて話すことで信頼関係を築きやすくするためともいわれています。

無料セミナーは、売り手1人にユーザー多数というものもありますが、個別相談では込み入った内容を聞きやすいので、顧客対応やサービス内容を直接体験する良き機会になるでしょう。

顧客視点からの貴重な洞察を得られるチャンスにもなりますね。

インスタで競合リサーチする際の注意点

インスタで競合リサーチする際によくある失敗例が、「リサーチしたつもりになっている」という状況です。

たとえば、

「アカウントの配信内容をチェックしただけ」

「いいね数やコメント数の多いものをピックアップしただけ」

「これまで紹介した項目や方法のどれか一つを試したみただけ…」

それでは、不十分です。競合リサーチする際は、すべて実施しましょう。

また、収集したデータは、スプレッドシートにまとめると便利です。比較できるように、複数人分のデータを集めてみてください。

また、リサーチは1度やったら終わりではなく、定期的にリサーチして常に最新の情報を把握するよう心掛けましょう。リサーチ結果を分析し実際の運用に反映させることで、競合と差別化を図れるようになります。

インスタ競合リサーチに分析ツールは必要?

インスタで競合リサーチをするとなると、膨大なデータを集めることになりますよね。
時間に余裕がない!という方は、分析ツールを活用した方がいいのでは?と考える人もいるでしょう。

結論から言うと、インスタグラムでの競合リサーチにおいて分析ツールの利用は非常に有効です。

たとえば、インサイト機能や第三者の分析ツールを活用することで、フォロワーの動向や投稿のパフォーマンスを詳細に分析できます。これにより、データに基づいた戦略的なアプローチが可能となり、自分のアカウント運営の効率化や効果の向上につながります。

ただ、分析ツールは先ほど申し上げたように、スプレッドシートでも自作できます。
管理や更新は少々手間になるかもしれませんが、自由にカスタマイズできるので勉強だと思って作ってみてください。

ほかにも、SNSコンサルをしているアカウントでは、インスタ競合リサーチ用のシートをプレゼントとして提供している方もいらっしゃいます。とってもありがたいです。

なので、SNSコンサルのアカウントをチェックしてみて、競合リサーチを効率的に行う方法を入手してみるのも大アリです。

いずれにしても、自分が活用しやすい分析シートを使ってみてくださいね。

リサーチすべき項目を抑えてインスタ運用を成功させよう

インスタの競合リサーチは、とっても手間な作業かもしれません。
しかし、面倒だといってリサーチを怠ってしまうと、自分のインスタ運用の見直しや改善点がなかなか見えてきません。

リサーチすべき項目をしっかり抑え、効果的な戦略を立てることで、インスタグラムでの成功を手に入れられます。

継続的なリサーチと改善を行い、常に市場の変化に対応できるよう進めてみてくださいね。

この記事の執筆者:MAYU

  • 個人で稼ぎたいけど、働き方に迷っている
  • ホームページを作ったけど、お問い合わせが来ない
  • SNSの発信で活かせる強みが見つからない
  • SNSのフォロワーを伸ばしても売れない
  • 公式LINEを開設したけど、登録人数が増えない
  • 売れる講座のつくり方が分からない

Re:Life(リライフ)は、実績ゼロからでも売れ続けるビジネスを育てる起業とマーケティングの専門スクールです。
フリーランス・経営者の方および、これから起業・副業を考えている方がサポートの対象となります。

サービス内容は、

  • WEBサイト制作
  • SNS運用コーチング
  • 公式LINE運用サポート
  • 撮影
  • 動画プロモーション
  • 起業コンサルティング
  • 商品設計

など多岐にわたり、非常に幅いサポートが可能です。

WEB集客やブランディング、起業/副業のことで悩んでおられましたら、公式LINEよりお気軽にお問い合わせください!